2011年9月1日木曜日

LinkedIn リンクトインが便利だと思った瞬間



半年くらい前からLinkedInを使っています。
いよいよ年内に日本語化されるとはいえ、今のところ英語なのでやはり取っつきにくい部分はありますが、気がむいたときにプロフィールを編集したり、Signalなどのいろいろな機能を試してみたり。


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さて、このLinkedIn、巷では転職サイトとかキャリアアップSNSとか言われていますし、それも一つの側面でありましょう。でも Joi さんが以下のように語るように

Joi曰く日本でLinkedinをどう展開するかは「まだ決まってない」

LinkedInはキャリアを自分で管理し、学び続けるための仕事効率化ツール - Joi Ito | TAROSITE.NET

自分のキャリアを見つめ、ポートフォリオを作り、将来のために使うツールなのでしょう。

とはいえ、そういったビッグピクチャーを最初から描きつつ新しいサービスを使うのは敷居が高いと思うケースも多いと思います。

かくいう自分もどちらかというとそうだったのですが、しばらく使ってみてひとつ、これは便利だという使い方を発見したのでご紹介します。

その方法とは、単純に名刺をもらった人を片っ端からLinkedInで探し、そしてConnectしておくことです。

こうすると、いちいちパソコンやスマートフォンのアドレスブックに手打ちで連絡先をいれなくても「とりあえずなんとか繋がっている」という感覚があって、手間もかからずとても気がラクになるのです。

LinkedInで繋がっていれば相手が職を変えようとも連絡が取れますし、転職したらそれが直ぐにわかります。特に、威力を発揮するのは外国の人と名刺交換したときです。これまでは外国の人と名刺交換しても、特に直近でコミュニケーションを取る用事がなければ直ぐに疎遠になってしまいませんか。かといってKeep in Touchということでメールをするのもちょっと気が重い。なにしろ用事はないのですから交換日記というわけにもいかないですし。

LinkedInなら、そんなメールを出す必要もない。他のSNS同様にウェブをたまに眺めていれば、彼ら彼女らがなにをしていたり何を考えているかがざっくりわかるからです。

もちろん日本人同士でもこれは同様です。

そしてこれに気がついた時にピンポイントな使い方かもしれませんが、LinkedInはとても便利なサービスだと思ったのです。

FacebookがひたすらユーザーをFacebookの画面を見続けていくようにさまざまな施策を行っているのとは対照的に、LinkedInはユーザー滞在時間を重視していないといいます。

たぶん、LinkedInの設計思想自体も、こういう使い方を(ある部分)想定しているんじゃないかと思います。そう思う一つの根拠としてたとえばこちらのようにCompanyをフォローすると現れるその会社に勤めている人が前職はどこにいて、転職してどこにいったかがわかる機能があります(この機能の名前がわからないw)。

これは、同じ個人SNSであってもFacebookにはない機能です。なぜなら、サービスのアーキテクチャーとしてFacebookにはそれがないからです。出発点が違うというか骨格が違う感じ。そんな感じ。

こう考えれば、FacebookとLinkedInの使い分けもおのずと明確になるのではないでしょうか;-)

One more thing

弊社で、ちょっと複数の海外企業にアプローチをかけようと思っています(そのうちの一つは現地に行く事も厭わないつもりでいます)。それである方に繋いでもらうことにしたのですが、「森さんと会社のプロフィールをまとめたものはありますか?」と聞かれました。その時「あ、LinkedInのプロフィールを先方に送ってもらえれば大丈夫と思いますよ。補足部分はメールしますね」と口から出たのです。それはまったくもって自分で自分のことに驚いたくらい無意識なことでした。

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